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香港大引:ハンセン1.9%安で続落、決算後の百度が8.6%下落サーチナ 中国株
22日の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比371.14ポイント(1.89%)安の19229.97 ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が147.84ポイント(2.10%)安の6887.05ポイントと 続落した。売買代金は1579億8300万香港ドルに拡大している(21日は1192億6790万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米国の対中圧力や人民元安の進行、ウクライナとロシアの戦闘激化が不安材料として意識された。 人民元相場に関しては、22日の外国為替市場で、対米ドルのオフショア人民元が7月下旬以来の元安水準で推移している。中国経済対策 の期待感などで指数は朝方プラス圏で推移したものの、下げに転じた後は下値を広げる展開となった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が8.6%安、生命保険事業で中国最大手の 中国人寿保険(2628/HK)が7.1%安、ファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.7% 安と下げが目立った。百度は決算が失望される。同社の7〜9月期業績は、広告収入の減少が響き、調整後純利益が19%減少した。
セクター別では、中国の保険、証券、銀行など金融株が安い。中国人寿保険のほか、新華人寿保険(1336/HK)が7.8%、中国太平洋 保険集団(2601/HK)が4.7%、中国銀河証券(6881/HK)が6.2%、招商証券(6099/HK)が4.9%、中国民生銀行 (1988/HK)が2.3%、中国工商銀行(1398/HK)が1.9%ずつ下落した。
半面、部材や組立のスマートフォン関連は高い。瑞声科技HD(2018/HK)が7.9%、丘タイ科技(1478/HK)が4.0%、舜 宇光学科技(2382/HK)が2.2%、比亜迪電子(BYDエレク:285/HK)が4.3%ずつ上昇した。
また、個別では小米集団(1810/HK)が1.4%上昇。一時は6.0%高まで買い進まれる場面がみられた。足元好調な電気自動車(EV) 事業で、セカンドモデル車を来年2〜3月にも市場に投入する見通しと報じられた。
本土マーケットは4日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比3.06%安の3267.19ポイントと大幅下落で取引終了した。金融株 が下げを主導。消費関連株、素材株、インフラ関連株、ハイテク株、公益株なども売られた。半面、空運株は高い。不動産株の一角も買われた。
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